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えっ!? 未だにマックが?('97年5月25日・記)

「ビジネスショウ97」にあるはずもないマックが

●筆者はMacintosh(以下・マック)を使用してこのホームページを作成している。マックを使い始めたのは93年からで、それまではマイクロソフト社のMS/DOSをOSとするPC-9800シリーズを使用していた。マックに切り替えた理由は簡単だ。すなわちMS/DOSよりも使いやすいから。しかしマイクロソフト社は95年に「ウインドウズ95」なるOSを発表。このOSはマックOSよりも使いやすいといわれている。結果マックはどんどんシェアを落とし、ビジネス界では生き残れず趣味の世界でどうにか生きながらえているという。

 筆者はこの惨状を目の当たりにすべく、5月16日(金)に東京ビッグサイト・有明へと向かった。ここではビジネス界の最大のイベントといわれるビジネスショウ97が開催されている。おそらく筆者は1台のマックにも出会えないであろう。なにせ今ビジネス界はウインドウズの時代なのだから。

 
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 ビジネスショウは入場無料。今年2月に行われた「マックワールド」では入場料を払わされたが、ここ東京ビッグサイト・有明で開催の「ビジネスショウ」はタダで入れる。マック関連のショウとは根本から思想が違っているようだ。


ということで、いざ入場してみると・・・ 

●SANWAのブースでアップルのTシャツを見つけてしまった。しかしこれはアップルの製品ではないのだよ。ところでウインドウズのTシャツはなかった。Tシャツは趣味の世界。

●NTTのブースではテレビ電話のモニターとして、マックもほそぼそと使用されていた。

●TU-KAのブースでインターネットのブラウザとしてのマック発見。ウインドウズで十分なのにね。

●また、同ブースでNEWTONによるFAX送信の実演あり。ザウルスでやればいいものを!

●キヤノンのブースでも写真素材を加工するツールとしてのマックあり。ビジネスはウインドウズに逆行する非道。いやいや写真加工は趣味の世界だぞと、筆者ひとりうんうんとうなずく。

●大日本スクリーンのブースにもマックはあった。クォークエクスプレスが動いていた。趣味のクォークエクスプレス。高くつくよね。

●MINOLTAのブースには大量投入されたマックが居並ぶ。なぜウインドウズを使用しないのだろう?

趣味を大事にするMINOLTA。

 

●PIONEERのブースにはDVDの動画が見れるCHRPのマシンがあった。しかし、これはCHRP。マックとは違うのです、と納得。PIONEERさんはちょっと寄り道しているだけです。

●RISOのブースにもマックあり。しかしこれは参考出品。すぐにウインドウズに駆逐されるでしょう。

●ALPSのブースではPOWER BOOKでプリンタを制御。いままで不可能だった白色印刷も可能という。しかしご安心ください。ALPSさんはホームユースを謳っています。

●RICOHのブース内でFIERYとともに使用のマック発見。時代に逆行しているとしか思えない。

●RICOHのブースでPOWER BOOKも発見。どうやらデジカメのスペック紹介のあんちょことして使用。本格的ビジネスユースとはいいがたい。筆者納得。

ということで予想に反してマックが使用されているブースがいくつか見受けられた。しかし今ビジネス界は右へならえのウインドウズ。

ここで紹介した各ブースを出展された企業の方々も、遅れることなく完璧ウインドウズ化の道を歩み、マック完全放逐をもくろんで下さい。

それがこれからのビジネス界のあるべき姿。王道なのですから。 

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