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「リリカ」東京2000年初ライブ!
(2000年2月16日・記)

昨年(1999年)の「架空楽団ライブインTOKYO」に出演し、そのコンビネーションが好評だった岡山のデュオ「リリカ」の東京での2000年初のライヴが2月16日(水)に渋谷の「La,mama」で行われた。

18時30分に開演したオムニバス形式のライブで2番目に登場となった「リリカ」は19時15分から約30分のステージを披露し、全9曲を歌い込んだ。

 

演奏された楽曲は以下の通り

1

あつい人

2

発見

3

パノラマ

4

青と青

5

トレイル

6

直線のうた

7

マグマ=例えばそれが君をすくうのなら=

8

好きにならないように気をつける

9

水車


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無実の罪

Innocentなリリカの世界

リリカ」丸山綾一(まるやまりょういち)有谷まき子(ゆうたにまきこ)のデュオ。1997年に結成されこれまで岡山を中心に音楽活動を行ってきている。

丸山は主にボーカルとアコースティックギターを担当し、有谷はボーカル、アコーディオン、リコーダー、エレクトリックギターを演ずる。


●僕(artmania)は1999年10月13日に東京渋谷のライブハウス「ラ・ママ」にて、彼らの公演に接した。

演じられた楽曲は7曲。すべて彼らのオリジナルであり、リードならびにメインボーカルは丸山、有谷はコーラスとともにアコーディオンを主に演奏するが楽曲によりリコーダー、エレクトリックギターを奏でる。

すでにリリカワールドとも言える世界を構築しており、互いの信頼のうえに演奏は成り立っている。どちらかといえば、丸山がリードし、有谷がそれに応える。彼ら、リリカはとても素敵だ

編まれる言葉はとても純粋で、イノセント(無実)ともいえ、僕の心はそれにどうにか共振することができた。いや、僕は彼らの無垢に引きずり込まれてしまった。 そして彼らが、演奏半ばで=今育てている楽曲=と紹介した2曲の「自分に歌う歌」「ただながめる日々」の演奏への真剣な思い入れに涙さえ落としてしまった。

彼らの真摯な無実な演奏は・・・・の僕にとってはとても罪だ。無実の罪とさえいえる。

ところで5曲目に演奏され、彼らが【歌にたいする気持ちのうた】と紹介した「直線のうた」をここに記す。ここに「リリカ」の心がこめられているのだ。
「直線のうた」 作詞 作曲・丸山綾一  編曲・リリカ

直線は直進する 直線が直進することはただ前に進む事

それだったら うたって行くぜ僕ら直線のうたを。


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